老後の費用は余裕をもって準備をしよう!

老後の費用は余裕をもって準備をしよう!

大雨で被害を受けられた皆様に心からお見舞い申し上げます。
また、コロナウイルスに感染された方もまた増えておりますが、少しでも早い回復を心よりお祈り申し上げます。

厚生労働省より7月30日に令和2年度の簡易生命表の概況が発表されました。
今回は老後の費用はどれくらいを考えていたらいいのか?をご紹介します。

平均余命について

簡易生命表で発表された平均余命は現在の年齢から平均してあと何年生きられるのか?という意味となります。

【令和2年の平均余命】

  男性 女性

現在の
年齢

R1の
平均余命
R2の
平均余命
合計
年齢
(R2)
R1の
平均余命
R2の
平均余命
合計
年齢
(R2)
60 23.97 24.21 84.21 29.17 29.46 89.46
65 19.83 20.05 85.05 24.63 24.91 89.91
70 15.96 16.18 86.18 20.21 20.49 90.49
75 12.41 12.63 87.63 15.97 16.25 91.25
80 9.18 9.42 89.42 12.01 12.28 92.28
85 6.46 6.67 91.67 8.51 8.76 93.76
90 4.41 4.59 94.59 5.71 5.92 95.92

 

※60歳未満を知りたい方はこちら
厚生労働省令和2年簡易生命表の概況【主な年齢の平均余命】 

https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/life20/dl/life18-02.pdf

平均余命からみた老後の期間

平均余命から確認できる老後の期間は現在60歳~90歳の方で計算すると下記の通りとなります。

60歳で退職した場合の老後期間 : 男性 約24年~35年 ・女性 約29年~36年
65歳で退職した場合の老後期間 : 男性 約19年~30年 ・女性 約24年~31年
70歳で退職した場合の老後期間 : 男性 約14年~25年 ・女性 約19年~26年

老後の期間については自分の場合そんなに長くないと思う…と相談時に伺うこともありますが、今後平均余命は伸びていくと言われていますので100歳を目安に困らない様に準備をしておきましょう。
60歳以降は働いていても収入は現役世代と違って下がることが多く、原則60歳から65歳の間は公的年金もありません。お子様の学費や住宅ローンの返済等がある場合は特に家計が赤字にならないかどうか?を早めに確認して準備をしましょう。

また、女性の平均余命の方が長い為、夫婦で同じ年齢だったとしても妻の老後期間の方が長くなります。夫が先に亡くなり、妻が一人で老後を過ごす期間は夫が厚生年金に加入して働いていた場合は夫が生存中に受取っていた厚生年金分のおよそ3/4を遺族厚生年金として妻が受取り、妻の年金と合わせた額で生活することになりますので、妻が一人で老後を過ごす期間もしっかり生活できるように準備をしておきましょう。

※子どものいない妻の場合の遺族厚生年金は5年となります。

※夫が国民年金に加入をしていた場合(厚生年金に加入して働いた期間がない場合)は18歳未満のお子様がいる場合等のみ遺族基礎年金が受け取れます。

日本の健康寿命は世界1位

健康寿命は日常生活を送るにあたって家族や行政・民間の介護を受けずに過ごせる年齢(期間)とされていています。

※WHOが発表した令和3年版の世界保健統計(World Health Statistics)によると、男女平均の健康寿命が最も長い国も日本が1位となっており男女平均が74.1歳となっております。

・男性(令和元年時):72.6歳 
・女性(令和元年時):75.5歳

老後の期間をいつまで考えるか?によっても期間は変わってきますが、日常生活に支障がある期間を確認すると、現在65歳の方の平均余命から見て男性85歳・女性90歳までとした場合は男性12.4年・女性14.5年の期間が医療費や介護費用がかかる期間と考えられます。

健康でいる期間が長くなるだけでも老後の家計の節約にもなりますが、医療費や介護費用がかかっても大丈夫なように医療費や介護費用も予算化して準備をしましょう。

また、老後にやってみたいことがある場合でも時間ができたら…と思っている間に体力的にも難しくなってしまい断念してしまう場合もあります。

現在はコロナウイルスでなかなか旅行も難しいですが、老後に海外旅行に行きたい!と思っていたり、チャレンジしたい趣味がある場合等は健康寿命を目安に必要は費用を準備しておおよその時期を決めてしまいましょう。

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・【2021年版】介護保険改定について

令和2年簡易生命表の死亡原因と死亡確率

簡易生命表では将来の亡くなる原因と死亡確率も発表しています。現在の年齢から将来どの様な原因で亡くなるかを計算して確率の形で表したものが死因別死亡確率となります。令和2年の亡くなる原因と死亡確率を現した男女別のグラフが下記の通りとなります。
参照:厚生労働省・令和2年度の簡易生命表の概況(7月30日発表)

令和2年の死亡原因の確率を見ると“悪性新生物<腫瘍>、心疾患及び脳血管疾患”で亡くなる方の確率は、男女ともすべての年齢で半分以下となっておりますが、令和元年と比較すると0歳・65 歳・75 歳及び90 歳のすべての年齢で男性は上がり、女性は下がっています。また、“悪性新生物<腫瘍>、心疾患及び脳血管疾患”で亡くなる方の内訳は男女で確率が高い病気の順番が違います。

・男性の場合:心疾患、肺炎、脳血管疾患、
・女性の場合では心疾患、脳血管疾患、肺炎

今回は記載をしていませんが、令和元年と比べると下記の通りとなっています。
悪性新生物<腫瘍>の死亡確率:0歳65 歳・75 歳及び90 歳のすべての年齢で男女とも確率が上がっている。

心疾患の死亡確率:0歳65 歳、75 歳及び90 歳のすべての年齢で男性は確率が上がり、女性は下がっている。

脳血管疾患及び肺炎の各死亡確率:0歳、65 歳、75 歳及び90 歳のすべての年齢で男女とも確率が下がっている。

なお、グラフの肺炎には新型コロナウイルス感染症は含まれておりません。新型コロナウイルスの確率は下記の通りとなっております。

“悪性新生物<腫瘍>、心疾患及び脳血管疾患”は三大疾病と言われていて、亡くなる原因の確率として半分くらいを占めていますが、治療期間が長く治療費もかかりやすい病気ともなっております。必要になる医療費等のご紹介はまたの機会にしたいと思いますが、老後の期間の方がかかる可能性が高くなりますので保障内容と何歳まで保障があるのか等も確認をしておきましょう。

老後は結局大丈夫なのか?が気になった場合

老後の生活費が足りるかどうか?はどれくらいの年金があるのか?老後の期間にどのような生活をしたいのか?退職金はいくらあるのか?等を一つ一つ確認しないと見えてきません。

年金の額を自分で確認するには、50歳以降の方は毎年誕生日月に届くねんきん定期便でもらえる年金額が確認できますし、50歳未満でも日本年金機構のねんきんネットで60歳まで働いた場合等の年金の試算ができます。

生活費がいくら必要か確認したら、受け取れる年金との差額を確認し何歳まで貯蓄を取り崩して生活できるかを確認してみてください。

自分で確認することが難しい場合や老後の費用が足りない場合、もっと上手く老後の費用を準備できるのでは?と思った際もお気軽にご相談お待ちしております。

仙台でライフプラン作成はリガーレまでご相談下さい。

CTA-IMAGE ライフプランとは「人生設計を考える」ということです。
人生にはさまざまなライフイベントがあります。就職・結婚・出産・子供の進学・車や家の購入・リタイヤなど…それぞれのライフイベントごとの目標や夢をかなえるためには、お金の準備は欠かせません。

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